有意義な時間を過ごすための時間泥棒撃退法10個【結論は距離を置くです】
こんにちは。
yuu(@yu_yu211)です。
〇〇泥棒という言葉はたくさんありますが、その中でも、時間泥棒という言葉を耳にしたことはありますか?
時間泥棒とは、人の時間を無駄に奪ってしまう人のことを言います。
おそらく、みなさんの会社の中にも思い当たる人がいるはずです。
もしかしたら知らず知らずのうちに自分が時間泥棒になっているかもしれません。
今回はそんな時間泥棒を撃退し、時間を守る10個のテクニックについて紹介していきます。
時間泥棒とは「距離を置く」
結論から言うと、時間泥棒を撃退する最も効果的な方法は距離を置くことです。
時間泥棒な人を、自分の時間を奪わないように問題点を指摘して教育するのは大変です。
その人が自覚して正すまで、ある程度距離を置くことが最も効果的です。
一方的に距離を置いてしまうと、人間関係上問題に発展しかねないので、自らは適度に距離をおき、相手からも距離をとってもらうような仕掛けをしていくことが重要ですね。
時間泥棒を相手にしない、時間泥棒から相手にされない行動方法を身につけることで、時間泥棒から貴重な時間を守ります。
時間泥棒な人の10の特徴
時間泥棒の10の特徴についてご説明します。
自分本位である
時間泥棒な人は得てして、自己中心的な人が多いです。
「自分の話を聞いてほしい」「自分の主張を理解してほしい」
自分自分と先走って、自己主張のために人の時間の多くを割いてしまいます。
無駄に話が長い
話が無駄に長い人は時間泥棒の典型的パターンですよね。
みなさん経験があるかと思います。
話の要点が分かりづらく、ダラダラと同じような話を繰り返したり、話が二転三転し、挙げ句の果てには全く関係のない話をし始めます。
家族の会話ならまだしも、ビジネスの場面では無駄でしかありません。
メールの文章が長い
メールの文章が長すぎる人も、はっきり言ってしまえば時間泥棒ですよね。
日本人は特に、挨拶を重んじる傾向があるので、メールのはじめには丁寧な挨拶やお礼の言葉などを書き連ね、結びにまた挨拶やお礼、「重要なお話なのでご査収ください」などの言葉を添えます。
適度に記すことは礼儀として大切なことですが、この文章が稀に長い人がいます。
また、文章自体も要点を整理できていないがために、長文になってしまい、結局何を言いたいのかわからないメールとして届くこともあります。
会話することが最優先
ちょっとした用事でもなんでも会話したがる人がいます。
メールやLINEなどで送っておけば済む話でいちいち電話をかけてきたり、大した用事でもないのにすぐに打ち合わせと言って人を集めたりする人です。
「要件の重要性と必要な行動が合ってない」ということですね。
雑用など無駄な頼みごとが多い
自分でやればいいのでは?と思うことをすぐに人にお願いしたり、的外れなお願いをしてきたりする人がいます。
自分でやれば5分程度で済むものを、人にお願いしに行って、そこで会話が始まって結局5分以上の時間が経っているなんてこともしばしば。
なんでも後回しにする
後回し癖のある人も、周囲の人にとっては時間泥棒です。
お願い事を後回しにするということはその分人を待たせるということです。
仕事のできる人ほど、すぐやる習慣を持っていて、相手を待たせないテンポの良い仕事を心がけています。
質問が多い
少し調べればわかることを、何でも人に聞いてくる人がいます。
大抵の場合は調べたのか聞くと自分では調べていないという人がほとんどです。質問が多い人の中には、自分で調べるよりも聞いた方が早いからとりあえず聞いてみるという人もいます。質問をするということは相手の時間を浪費させるということです。
時間の価値を低く見積もっている
時間泥棒な人ほど、時間の価値を理解できていない人が多いです。
テレビやyoutubeに没頭して本当にやるべきことをできないでいる人も、時間の価値に気づけていない人ですね。時間の価値を低くみているので、自分の時間も相手の時間も浪費してしまうことに罪悪感を感じることはありません。
約束の時間を守らない
相手を待たせているのに、遅刻しても連絡もせず平然と現れる人がいます。
連絡の一つでもあれば、相手はその時間にできることがあったかもしれないのに。
納期を守らない人も同様ですね。
多少であれば資料の提出が遅れても大丈夫だろうと思っている人がいます。
多少でも時間は時間です。その時間に手に入ると思っていたものが手に入らなければ、相手の予定は崩れてしまいます。
人の時間を奪っている自覚がない
時間泥棒の最悪の特徴は、自分が人の時間を奪っていることに自覚がないことです。
自覚がないので、自分がどういったことで人の時間を奪ってしまっているのか、気づくことがありません。
なぜ時間泥棒に困るのか
どうしてあの人はあんなに話が長いんだろう。
断ることもできないし、今日も無駄話に30分も付き合ってしまった。
誰でもこんな経験はあると思います。
時間泥棒に頭を悩ませる原因の一つには、あなたが時間泥棒にとって近づきやすい存在であり、都合の良い存在であると言うことが挙げられます。
もっとこうしてもらえたら、こう変わってもらえたら。
自分を困らせる相手に対する要望は尽きないですよね。
一つ言えることは、人はそんなに簡単に変われないと言うことです。
人の時間を無駄に搾取していることを自覚し改善しようと思わない限りは、時間泥棒は時間泥棒のまま、困っているあなたは時間を奪われっぱなしです。
時間泥棒に困らないための最も確実な方法は、あなたを困らせている時間泥棒とあなたを取り巻く環境をあなた自身の手で変えてしまうことです。
これが時間泥棒を撃退する方法の基本的な考え方になります。
次からは、時間泥棒を撃退するための具体的な方法を紹介していきます。
時間泥棒を遠ざける10個の撃退法
それでは具体的な時間泥棒と距離を置く撃退テクニックをご紹介していきます。
断る勇気を持つ
一番重要なので1つ目に挙げます。
まずは「断る勇気を持つ」ことです。
テクニックとは言えないかもしれませんが、時間泥棒を遠ざけるためにはとても重要なことです。
時間泥棒は基本的にデリカシーも欠如していることがあるので、時にははっきりNOと言うことが必要になります。
自分の中で時間的な優先順位を定めて、優先順位の低いものは徹底的に断ります。
飲み会やイベント、仕事上の雑用など、自分にとって優先度が低いと感じるものを明確にしてNOと言えるようにしましょう。
重要なことは時間を決めてスケジュール表に登録
重要な仕事や予定は、あらかじめ時間を決めてスケジュール表に登録してしまいます。
これは「タイムブロッキング」と呼ばれている手法ですね。
あらかじめ予定を明確にしておくことで、時間泥棒に割く時間はないと言うことを自分でも自覚できるうえに、スケジュールを予定で埋めてしまうことで時間泥棒にNOと言いやすくなります。
スケジュールの埋め方は、人と会ったり、どこかに行かなければならなかったりはもちろん、仕事で対応するタスクも予定を押さえてしまいます。
自分の趣味や勉強のための時間をブロックしてしまっても良いです。
そうすると、無駄な時間を作る余裕などないことがはっきりわかります。
仕事は定時で帰る
時間泥棒を撃退し、自分の時間を守る方法の基本は「距離を置く」ことだと冒頭で述べました。
会社に時間泥棒がいるのであれば、あなたはさっさと仕事を片付けて定時で帰る習慣をつけましょう。
少しでも時間泥棒と接する時間を短くすることが、時間を奪われるリスクを下げることにつながります。
定時で帰ることを目標にし、習慣化すると、自然と日中の集中力や作業効率が向上してきます。
メールの通知はオフにする
これは時間泥棒の対策に限ったことではないです。
もはやメール自体が時間泥棒であると言えるツールになっています。
一日何通ものメールが入るたびに、スマホが鳴ったり、パソコンの画面に通知がポップアップされたりしていませんか?
これらは完全に注意力の妨げになり、作業の効率を低下させます。
通知が来て開いたメールが要点のよくわからない長文メールだったら最悪です。
メールは確認する時間を決めて、まとめて読み、まとめて返しましょう。
電話は基本出ない
時間泥棒の時間を奪う常套手段は電話です。
重要性の低い内容をわざわざ電話してきて、要点のよくわからない話し方で長々と語ります。
これは明らかに集中力の妨げになります。
この対策はもはや電話に出ない人ということを周囲に知らしめるしかありません。
上司や重要な顧客、緊急事態が発生しうる現場からの電話でもない限りは、細かく電話を取らないようにしましょう。
スマホであれば、着信後にワンタップでSMSを送れるので、「電話に出られない状況なので、重要な内容でしたら予めメールをください」と送信するのも良い手段です。
社内の人に対してであれば、集中する間は電話に出ないことを宣言してしまっても良いかもしれませんね。
重要な仕事は朝の時間を活用して片付ける
時間泥棒と接する時間を減らすために、定時で帰りましょうと言いましたが、朝早い時間を活用することも良い手法です。
残業することで時間泥棒に時間を搾取されるリスクがあるのであれば、さっさと定時に帰って朝早くに集中できる環境で仕事をした方が良いですよね。
朝は脳がスッキリしていて頭が働きやすいので、早朝に重要な仕事に取り掛かってしまうことで、作業効率も格段に違ってきます。
情報を公開する
質問ばかりの時間泥棒の対策として、情報はあなたの頭の中だけに留めておかず、オープンにするようにしましょう。
他の誰かが知っている、何を見ればわかるか明確な状況を作っておくということです。
これで、時間泥棒に質問攻めにあっても、「ここに書いてある」「あの人が知っている」と一言で会話を終わらせることができます。
これにタイムブロッキングにより埋め尽くされたスケジュールが加われば、断る罪悪感も薄れます。
時間の主導権を握られないようにする
時間泥棒にだけは時間の主導権を握らせてはいけません。
時間泥棒は自己中である特徴を備えているが故に、意外と主導権を握るのが上手いんです。
無茶振りというのも時間泥棒の常套手段です。
タイムブロッキングでスケジュールを明確化すれば、無茶振りを断るべきかどうか、いつまで対応できるのかをはっきり答えられます。
無茶振りに振り回されないようにするために、自分の時間を把握して、明確に「いつまでなら対応できます」と回答しましょう。
他者の時間に配慮する
普段から他者の時間に配慮していれば、その配慮ができない時間泥棒たちは自然と近寄りにくくなってきます。
これは時間泥棒に対しても行ってあげましょう。
一方的に遠ざけるだけでは、時間泥棒は新たなターゲットの時間を奪い始める可能性があります。
相手の時間への配慮の仕方を時間泥棒に対して見せつけてあげるんです。
そうすることでより時間泥棒はあなたを時間を奪いづらい存在であると認識します。
予定や目標を公開する
タイムブロッキングした予定や、自分の目標(いつまでに何をやるといったもの)を時間泥棒の目につくようにしてあげましょう。
そうすることで、話しかけたら迷惑になるタイミングや時間を相手に認識させることができます。
これは時間泥棒を遠ざけるためのテクニックだけでなく、自分の予定や目標が人に知られているという状況を作ることで、モチベーションの向上や期限厳守の習慣付けのトレーニングにもなります。
さいごに
今回は、時間泥棒の特徴と時間泥棒を遠ざける10個のテクニックについてご紹介しました。
時間は化石燃料と同じ有限の資源です。
無駄に時間を割くということは、自分の命を無駄にしていることとイコールです。
時間を奪われることなく、有意義な時間を過ごすために、時間泥棒の撃退テクニックを活用してみてくださいね。
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