【最強の学びツール】書評ブログを書くことのメリットは大きい
こんにちは。
yuu(@yu_yu211)です。
みなさん本は読んでいますか?
日本人の平均読書量は年間6冊未満という人がほとんどだそうですね。
およそ60%の人は、月間読書量1冊未満だそうです。
逆に月に1冊以上読む人は40%、個人的にはそれなりにいるなという印象です。
本を読んでいる方、「アウトプット」していますか?
読んだ内容を誰かに話したり、実践してみたり、できていますか?
本を読む→理解・解釈する→アウトプット・実践する
こうなって初めて本を読んだ意義が生まれますよね。
読みっぱなしではもったいない…
今回は、書評ブログを書くことのメリットについて、実際にやってみての意見を踏まえながら、ご紹介していきます。
書評ブログは収入にもなる
書評ブログを書くことで収入を得ることもできます。
ただしあまり期待はできないというのが結論ですね。
期待できないというのは、大きな収益に繋げるのが難しいという意味です。
好きな本のアウトプットの場としてブログを初めて、月数千円〜数万程度のお小遣いを得ることは可能です。
収益化が難しい理由は以下になります。
書評ブログで収益を得ることが難しい理由
- 読書人口が少ない
- 単価が低い
- 読み終わった人が来るケースが多い
- Amazonなど物販サイトにもレビューが記載されている
読書人口が少ない
冒頭で挙げたように、日本人の平均読書量は年間6冊未満。
月に1冊以上読む人の割合は40%程度です。
この40%の中で一部の人がターゲットになるわけです。
そもそものターゲット人口がかなり制限されるので、その中で収益を上げていくハードルも高くなります。
単価が低い
本の単価は大体1000~2000円程度ですよね。
文庫本とかだと5~600円程度で買えてしまいます。
書評ブログの収益源は、アフィリエイト収益がメインになります。
商品を紹介して、売れたら紹介料をもらえる仕組みですね。
ただこの紹介料、売れた金額の大体2~3%程度(本の場合)になるので、1,000円の本が1冊売れて20〜30円です。
単価が低いので、たくさん売れないと収益につながりません。
なので収益化は狙いにくいです。
ただ、書籍の数は無数にあるので、記事のネタに困ることはないですよね。
なので、書評ブログでは数で勝負して収益を上げていける可能性もあります。
読み終わった人が来るケースが多い
収益化するためには単価の低い本をせっせと売らなければなりません。
ただ書評ブログを訪れた人が、本を読もうかどうか迷って訪れるだけではありません。
読み終わって他の人の感想が気になる人もかなりの割合でいます。
そういった方はすでに本を読んでいるので、新たに購入はされないですよね。
そういう意味で、書評ブログから書籍の購入に繋がる人はグッと絞られます。
Amazonなどの物販サイトにもレビューが記載されている
本の感想やレビューは、それぞれの物販サービスサイトにも載っていますよね。
登録制の読書レビュー投稿サイトもあります。
人の感想を参考にするのに、それで事足りてしまうという人もいるわけです。
書評ブログで収益を上げるには、とにかく人の目に触れるということが重要になりますが、読んでもらうことが難しいという状況もあるわけです。
書評ブログでたくさん稼いでいきたい!
と思っている方には、いきなりやる気がなくなるような話をしましたが、
書評ブログは収益化だけじゃない魅力があるんです。
書籍の内容について理解が深まる
書評ブログを書くということは、読んだ本の内容を理解し、要約し、文章化するということです。
ここで何か思い浮かびませんか?
教科書を読んで、要点をまとめて、書き出す
そうです、学習です。
書評ブログを書くことは学習することとイコールです。
本を読んでブログを書くだけで学習?
と思われるかもしれませんが、ブログは多くの人の目に触れるものです。
書評ブログを書くということは、少なからず人に読まれるということを前提に文章を書くことになります。
当然、本の内容を一言一句そのまま書いてしまうと問題があるので、要点を抽出して、そこに自分の意見や考察を交えて書いていくことになります。
そして、それを読み手に理解してもらえるように言い方、書き方を工夫します。
こうすることで、
本の内容を理解する→ポイントを要約する→自分の文章で伝える
という学習にとって必要な流れを、ブログを書くという行為で行うことができます。
書評ブログは、本の内容の理解と定着にとても有効なツールなんです。
関連知識が深まる
本を読んでいると、似た内容の本に出会うことがよくありますよね。
例えば、株式投資で成功したい人であれば、株の本を何冊も読みます。
その何冊も読んだ本の内容をカテゴリ分けして情報を紐づけられているでしょうか?
ほとんどの場合は、「そういえばあの本にも似たようなこと書いてあった気がするけどなんだっけ?」程度だと思います。
書評ブログを書くと、読むだけでなく実際に自分で文章化しているわけなので、記憶にも良く残るはずです。
すると、この内容あの本で読んで記事にした部分と一緒だとか、言い回しは違うけど伝えたいことはあの本と一緒だなとかそういった視点で読書をしながら本と本の内容をリンクしていくことができるようになります。
そうやって根付いた知識はより強固なものになって、あなたの専門性を高めてくれます。
情報発信力を養う
書評ブログは発信力を鍛えることにも役立ちます。
書評ブログを運営する時点で、読者が増えていけばそれだけ情報発信力を持ったということになります。
ブログだけではなく、記事を書くことで身につく「文章力」は日常のシーンでも仕事でも役立つ力になります。
メールを打つ、提案書を作る、プレゼンをする。
全て「文章力」です。
発信力を持つということは、文章力をつけるところから始まります。
書評ブログはノートになる
みなさん学生時代を思い出せますか?
授業のノートをとって見返していましたか?
勉強のコツって、いかに復習をうまくやるかです。
書評ブログで考えていきます。
- 初めに記事を書く行為は、授業を聞いてノートを取る行為
- ブログが見られているかどうかを気にして記事を再チェックするのはノートを読み返す行為
- 記事の修正をしたり、内容を肉付けしたりするのは復習する行為
書評ブログを書くことで、学習の手順を踏むことができることは先にお話しましたが、書評ブログをノートとして、ブログ運営をすることで復習に繋げることもできるんです。
これはおそらく自分で読書ノートを取るだけではなかなか習慣づけできない部分だと思います。
ブログを書く、人に見られる見て欲しいということがモチベーションとなって、自然と学習のサイクルの中でブログ運営を進めるスタイルが定着していきます。
さいごに
いかがだったでしょうか。
ブログを書くなんて面倒くさい、ただ本を読むのが好き!
という方もいらっしゃると思いますが、
ブログを書くという行為自体が学習になり、お金にもなる可能性があります。
ブログを書くという行為は時間もかかりますが、読んだ本の知識を無駄にしないための学習ツールとしては書評ブログが最強です。