【実体験】私がうつ病になったきっかけについてありのままの体験談を語ります
こんにちは。
yuu(@yu_yu211)です。
私はうつ病と診断されたことがあります。
一番ヤバかった時期は、多分目が死んでいました。
嫁からもあの時は本当にやばそうだったねとよく言われます。
当然うつ病という診断は精神科の先生にしてもらったわけなんですが、診察時にいろいろ話を聞かれても、答えにつまづくことが多かったです。
本当は話すことが大好きで、会話の答えに詰まったりすることなんてそれまでなかったのですが、これもうつ病の症状の一つだったのかもしれません。
うつ病に悩んだ私は、他の人はどんな経緯でうつ病になったのだろう?
と、ネットでいろいろ検索します。
「うつ病 きっかけ」
「うつ病 体験談」
このようなキーワードで検索しても、出てくるのは抽象的な内容の記事ばかり。
どれも参考にはなるんですが、リアリティに欠けていました。
今回は、私自身がうつ病と診断されるに至るまでの経緯について、ありのままを記事にしていきます。
あくまで私の経緯のお話なので、参考にはならないかもしれない。
もっと壮絶な悩みに直面して苦しんでいる人がほとんどかもしれない。
それでも、私のリアルなお話が少しでも誰かの参考になれば、糧になれば、そんな想いで書いていきます。
この記事はこんな人におすすめ
- うつ病かも?と思っている人
- うつ病に悩まされている人
- 人がうつ病になった経緯が知りたい人
うつ病になったきっかけ
うつ病になったきっかけを語る前に、少し私の話をします。
私自身のプロフィールはこちらから確認してみてください。
はじめましてのごあいさつ
私は建築系の大学を卒業してから、建築関係の仕事をしてきました。
1度転職をしています。
建築業界って実際かなりブラックな業界なんです。
※全ての企業がブラックなわけではないのでご注意を。
私自身の働き方については以下の記事でもご紹介しています。
【基本的にブラックです】建築士の一日を公開【建築士を目指す人へ3つのアドバイス】
一度転職をして入った会社でやっている仕事が、本当にやりたいことだったかと言われればそうではありませんでした。
でも、建築士の仕事ってかなりの責任を伴うので、会社に強制されるわけでもなく頑張って夜遅くまで働いていました。
仕事内容が認められてか、転職1年足らずで昇進もしましたが、小さな会社だったので名ばかりの昇進ですね。
そんな中でやってきた転機。
会社から単身赴任せよとの命令が下ります。
元々転勤ありきの会社ではなかったのと、私自身の家庭のこと、お金のことなどの悩みが一気に降りかかってきます。
それでもなんとか我慢して受け入れようと踏ん張っている中で、さまざまなことが起こっていきました。
仕事の労働環境と転勤をめぐって、私の気持ちは一気に不安定になり、働くことが困難な精神状況へと追い詰められていきました。
単身赴任の辞令で私に降りかかったこと
私にとっては、転勤に関する一連の出来事がうつ病発症のきっかけになってしまいました。
いろんなことがあったので、具体的にお話していきます。
この程度で?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、状況は人それぞれです。
一例として、読んでいただければ幸いです。
勝手に決まっていた転勤話
会社には人事権があるので、基本的には従業員は辞令に対して逆らうことはできません。
それでも一方的な采配ばかりして社員を振り回したのでは、辞められるかもしれないし、会社の評判が悪くなる可能性もあるので、転勤に関してはしっかり相談を重ねた上で辞令を出す会社がほとんどですよね。
私の場合は、転勤ついての相談を会社から受ける前に、取引先などに私が転勤する事が確定事項として会社から話がいっていました。
自分自身が転勤するという事実を知ったきっかけは、会社からの話ではなく、社外の取引先の人間からでした。
手当が少なすぎる
会社辞令により単身赴任の命令を受けましたが、手当は総額で2万円がMAX。
ここから2重生活のお金を捻出していかなければなりませんが、これではそもそも暮らしていけない。
最初に話を受けた際は、家賃は全額会社持ちなどの話がありましたが、いつの間にか話が変わっていました。
最終的には交渉して手当の話は改善してもらうことができましたが、二転三転していく状況に振り回され、正直疲れてしまっていましたし、会社に対する不信感も相当溜まってしまっていました。
転勤してもこれまでの仕事を継続
転勤してもこれまでの仕事の面倒は見るように上司の指示を受けました。
そもそも夜中遅くまで頑張ってこなしていた仕事にさらに転勤先での仕事が上乗せされることになります。
この仕事の分担についても会社の中で方針が定まっておらず、振り回されることに。
引継ぎ方や転勤のタイミングを見計らうのにかなりの労力を割きました。
そうやって悩んでいると、時間ばかりが過ぎていき、新たな問題が発生していきました。
急遽転勤先への通勤を命令される
お金の話、これからの仕事の仕方
はっきりしない中で、仕事も毎日夜遅くまで。
転勤の準備をする時間はほとんどない状態だったある日、明日から転勤先の事業所に出勤するように命令を受けます。
転勤先は隣県だったので、車で2〜3時間といったところです。
渋々受け入れて、通勤することになりました。
毎朝6時に家を出て、9時に出勤
21時に会社を出て、23〜24時に帰宅です。
そこからご飯を食べたりお風呂に入ったり。
2〜3時に寝て5時半に起きました。
働けなくなった時の症状
紆余曲折を経て、私はうつ病と診断されました。
私は働きながら通院したわけではなく、会社にすらいけない状況に陥ってしまいました。
心身ともにもう無理という状況に陥っていたと思います。
会社に行けなくなった私の体には、以下のような症状がありました。
うつ病になった私の体に起こった症状
- 動悸が激しくなる
- 息が苦しい
- 頭痛
- めまい
- 胸の痛み
- 背中の痛み
- 全身の倦怠感
- 手の震え
これだけの症状があったので、まずは内科を受診しましたが異常はなし。
直近の生活の状況を医師に伝えたところ、精神科の受診をおすすめされました。
うつ病は甘えか?うつ病になった私が考える
うつ病は甘えからくるものなのでしょうか?
実際にうつ病に悩んだ私自身が考えた答えはNOです。
うつ病になった人に対して、甘いなんていうデリカシーのない言葉を発する人がたまにいますが、間違っています。
うつ病になる原因は人それぞれなので、一概には言えませんが、
うつ病になりやすい人は真面目で責任感の強い人です。
真面目で責任感が強いが故に、いろいろと自分で抱え込んでしまいます。
そしてなんとか自分の力で解決しようと努力をします。
そうやって頑張りすぎてしまった結果うつ病になったというわけです。
なので、うつ病になった人は自分を責める必要はありません。
うつ病になるほど他の人よりも頑張ったんですから。
さいごに
今回は、実際にうつ病に悩んだ私が、うつ病を発症したきっかけ・経緯についてお話させていただきました。
自分なりにかなり具体的に書きました。
うつ病に悩む人の解決策にはつながらないけど、共感してもらえたら嬉しいです。