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【おすすめばかりです】2021年6月に読んだ小説のまとめ

yuu(ゆう)

こんにちは。
yuu(@yu_yu211)です。

今回は、2021年6月の1ヶ月間で私が読んだ小説についてまとめて紹介していきます。

より詳細な書評記事も書いているので、詳しく見たい方は個別のレビュー記事をチェックしてみてくださいね。

それでは、2021年6月に読んだ小説について、簡単な説明と感想を併せてご紹介していきます。

2021年6月 何冊読んだ?

まずは2021年6月の1ヶ月間で何冊読んだのか、振り返ってみます。

読んだ本の内訳はこちら。

小説 3冊
ビジネス書 0冊
漫画 4作品
合計 7作品

6月はあまり本が読めなかったなという感じ。
それでも6月に読んだ小説は全部面白かったですよ!

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2021年6月に読んだ小説

それでは2021年6月に読んだ小説を一気にご紹介していきます。

元彼の遺言状/新川帆立

2021年1月に発刊された、新川帆立さんの単行本デビュー作です。
デビュー作でありながら、2021年第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作品。
表紙の赤いデザインが印象的で、書店に並んだ数々の本の中でかなり目立っていました。

「元彼の遺言状」の簡単なあらすじは以下のような感じです。

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」

勤めていた弁護士事務所でのいざこざをきっかけに、剣持麗子は元彼の不思議な死の真相を追いかけることになる。
謎めいた遺産相続騒動に隠された元彼の死の真相とその先にある真実とは一体…

この小説は、新しい視点でミステリーを描いた作品です。
主人公である剣持麗子は、元彼の財産贈与を受けるために、つまり犯人になるために事件の調査を始めます。
犯人を見つけるために奔走するのではなく、犯人になるために奔走した結果真実にたどり着いてしまうんです。

この設定がこれまでのミステリー小説にはなく、面白い点です。

著者である新川帆立さん自身の経歴も魅力的です。
弁護士でありながら、麻雀のプロ試験に合格しており、さらに小説家です。
元々小説家を目指している中で、小説に集中するためにも手に職は必要ということで弁護士になられたそうです。
それで弁護士になれてしまう新川さんもすごいのですが…

弁護士が描く弁護士物のミステリーというだけで興味深すぎる作品です。

続編も出るとのことで、今読んでおくべき話題作品ですね。

この本の詳細が気になる方は以下の記事からどうぞ。

新川帆立「元彼の遺言状」の感想レビュー 新しいミステリーのかたち

雷神/道尾秀介

2021年5月に発刊された、道尾秀介さんのミステリー小説です。
発刊後はテレビで紹介される書籍ランキングでも長期間上位に君臨していた話題作品です。

道尾秀介さんの作品にはいつもあっと驚く仕掛けと大どんでん返しが待っています。この作品にも切なすぎる大どんでん返しが待っていました。

「雷神」の簡単なあらすじは以下のような感じです。

主人公である藤原幸人には隠している秘密が2つあった。

妻の死の真実
30年前に幸人の身に降りかかった不幸な事件

幸人はとあることをきっかけに、30年前の真実に迫っていく。
古き故郷を舞台に、30年の時を経て再び起こる事件。
真実の記憶が繋がった時、残酷すぎる結末とその先にある哀しい記憶を知ることになる。

登場人物の思い込みが読者のミスリードを誘う。
道尾秀介さんのテクニックにはいつも驚かされます。

この小説のキーポイントは思い込みと記憶。
真実の記憶が明らかになった時、読者は怒涛のクライマックスに目を離せなくなること間違いなしです。

「雷神」は秀逸なミステリーシナリオを持ちながら、哲学的で深みのある作品です。
冒頭の目次ページで出てくるプラトンの言葉が最大のヒントでした。

最後の最後まで目が離せない、極上のミステリー小説です。

この本の詳細が気になる方は以下の記事からどうぞ。

道尾秀介「雷神」の感想レビュー 大どんでん返しの先にある哀しい結末

マルチの子/西尾潤

2021年6月に徳間書店より発刊された、西尾潤さんの第二作です。
マルチ商法を題材に、著者自身の経験も詰め込んで完成したビジネスサスペンス。
承認欲求に取り憑かれた主人公の行動から目が離せません。

「マルチの子」の簡単なあらすじは以下のような感じです。

姉や妹と比較されて、何の取り柄もない自分
希望を失っていた主人公の鹿水真瑠子はバイト先の掲示板で不思議な貼り紙を目にする。これが地獄への第一歩だった。

真瑠子は成功と挫折を繰り返しながら、MLM(マルチレベルマーケティング)の世界にどっぷり浸かっていく。
そして巻き起こっていく悲劇。
家族の為に始めたことなのに…
全てが明らかになった時に、真瑠子の人生は崩壊する。

それでも、誰かに認めて欲しい。

リアルなネタをスリリングに書き上げたサスペンス小説です。
序盤ののんびりとした展開とは裏腹に、ラストに巻き起こる衝撃の展開から目が離せません。

これは伏線に伏線を張った謎のあるミステリー小説ではありません。
読者には結末が容易に想像できます。
起こっていく展開はリアルなものだからです。
それでも主人公の真瑠子はドツボにはまっていってしまいます。

現実にもそうですよね。
これに将来を賭ける!と思っている当事者は、その怪しさやリスクに気づくことなんてできません。
気づいた時には悲劇の渦中にいる。
真瑠子もそんなリアルな女性の一人なんです。

MLMで苦い経験をした人にはかなり共感できる一作であることは間違いありません。

この本の詳細が気になる方は以下の記事からどうぞ。

西尾潤『マルチの子』の感想レビュー マルチ商法の世界を舞台に繰り広げられるビジネスサスペンス

さいごに

2021年6月は3作の小説を読みました。

いずれも面白く、かなりおすすめです。

2021年上半期、最も話題になった道尾秀介さんの「雷神」がやっぱり一番面白かったかな。

興味を持たれた方はぜひ読んでみてくださいね。

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2021年5月に読んだ小説はこちらです。

【おすすめ多数】2021年5月に読んだ小説のまとめ
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